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東京原点回帰

見聞 ] 2018/08/01(Wed)


東京へ、日帰りで展覧会を3つハシゴする... というのはハードだ。
しかも、猛暑の続く過酷な季節に...


最近は3か月に一回位上京するが、いつも日帰りだ。

東京を離れて、もう15年が過ぎた。
上京の度に、アウェー感は増していく。







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しかし、山あいに篭っていては感じえない刺激を時々ここへ探しに来る。
今回は、造形の原点回帰とでも言ったところか.... 

展覧会は数々あれど、選んだ結果がこうなったに過ぎない。







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昨年、信州茅野にある尖石縄文考古館で、国宝“縄文のビーナス”を見た。

それは、縄文時代に対するイメージがだいぶ変わるきっかけではあったが
特別展“縄文 1万年の美の鼓動”では、古来、日本民族の育んできた造形美の
表現が、かくも伸びやかに、多彩に、自由に展開していたのだという事に驚かされた。

これも縄文?   これが土偶?








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東京国立博物館は、ユリノキの博物館と言われるほど
その立ち姿は、いつ見ても素晴らしい。

ここへ来ると、必ずこの木を見上げる。
今ではこれが、東京原点回帰の私のきまりとなった。








松本半夏生

木のしごと ] 2018/07/02(Mon)
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保知 充 木工展  無事終了しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

初日こそ搬入時に雨に降られたものの、その後は天気に恵まれて
しかも、まさかの梅雨明け宣言。










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今回、木工を始めた当初の先達との久しぶりの再会は、大きな刺激となりました。

初心に帰り、改めてまっすぐ前へ進もう...
そんな気持ちになりました。

多謝。








展示会のご案内

木のしごと ] 2018/06/16(Sat)
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一世紀前の木材だという。
大鋸(おが)で挽かれた丸太は、完全には挽き切らずに
一部つながった状態で保存されていた。

木曽の山あいの民家の納屋に眠っていた、それらの貴重な古材を
分けていただいたのが、約1年半前...
その後、この古材を使って何をつくるべきか... ずっと考え続けてきた。






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そんな折、長年お付き合いのある木曽にお住まいのお客様から
“祈りの箱”というものをご注文いただいた。
扉の付いた小さな箱型のもので、故人の思い出の品を納めておきたい... 

木曽であること、そして古い貴重な材料であること...
古材は、この“祈りの箱”にこそ使われるべきではないだろうかと思えた。






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先日、完成した“祈りの箱”を納めた。
アップライト型ピアノの上にちょこんと置かれて、しっくりとした。

この箱は、ご注文の一基と、同型をあと二基製作して
月末の展示会で、出品する事にした。


ご案内です。





  - 保知 充 木工展 -
日時:6月28日(木)~7月1日(日)
    10:00~17:30(最終日16:30迄)
場所:松本中町 蔵シック館 松本市中央2-9-15
    2号館・和室1(玄関入リ土間上ガリ向カッテ右側ノ和室)


約1年振りの、いつもの場所での展示会です。
縁側にて、いつものとおり和紙撚り編みの実演やります。

よろしければ、どうぞお運びください。








手となる道具

木のしごと ] 2018/06/02(Sat)


あまり道具にこだわらなかったが
これを使いはじめてからは違う。

根が無精者の自分でも、楽に研ぎ、そして削れる。
しかも、長い間切れ味が落ちない。

道具は仕込みが重要だが、これは完璧である。
作者であるS氏曰く...

“削る感覚が手先に伝わるもの... ”





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写真左が2年間使っているもので、右が今回新たに購入したもの。
ご覧のとおり、仕込みの勾配が右のものが大分寝ている。

右は、削った木肌に艶が出るそうで
仕上げ用として使い分けできそうだ。


良い道具は
使う楽しみあり、仕事が早く、姿が美しい。

自分が意図した“削り”を手に伝えさえすれば
その通りに働いてくれる道具である。








マッスルな座編み

木のしごと ] 2018/05/03(Thu)


4月20日のブログに、サイクリングで筋肉を痛め整骨院へ通う記事を書いた。
という訳で、筋肉についてのにわか知識のつまみ食いをする事に...






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痛めたのは僧帽筋と呼ばれる筋肉で、首から肩、肩甲骨周辺に続く筋肉。
ドロップハンドルから伝わった悪路の衝撃を、もろに受けてしまった。

背中と首に痛み、腕に若干のしびれがある。
これが座編みにどう影響するのか...






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和紙を撚りながら編む座編みでは
撚りをかける動作で、前腕部の筋肉を酷使する。
ひたすら時計回りに、和紙の帯をねじり続けなければならない。








最初のオットマンを編み終えた時点で
右前腕部の回外筋あたりが、まずはじめに痛み出す。

回外筋は、例えばドライバーでネジを回したり...
野球のピッチャーがカーブを投げる時に使われる筋肉。






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和紙は、撚りをかけてからグィと引っ張る事で、撚りを強固にし安定させる。
引っ張る際には、上腕二頭筋を使う。

上腕二頭筋は、木工ではよく使う筋肉だと思う。






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腕の力だけで引っ張ると、長時間の作業では先が続かない。
体全体で引っ張るには、痛めてしまった僧帽筋を使う必要がある。

しかし、今回まだ完治していない僧帽筋に負担をかけないように
なるべく、腕と指先だけで撚って編むというチャレンジをした。






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そのせいなのだろう...
全てを編み終わった時、最も痛みの激しい箇所は、指先の深指屈筋という
ものを握る時に必要な筋肉で、その後一週間たっても痛みと腫れは消えなかった。

出来に影響はないが、いつもより時間のかかる作業となった。

よろしければ…
Instagramにアップした座編みのスライドショーを、最後にご覧ください。










東京の道具屋 “大工道具やまあさ”

木のしごと ] 2018/04/29(Sun)


一昨年の秋、東京の道具屋のタイトルでブログ記事を書いた。
その後半に、“大工道具やまあさ”について書かせていただいた。

16年前、私が木工を生業と決めた当初からお世話になっている
東京最後の鉋台打ち職人の、伊藤宗一郎氏の店である。

JR中央線三鷹駅北口から徒歩5分。
線路沿いのこじんまりとした店構えながら、堂々とした看板が印象的だ。







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一昨年伺った際に
主の伊藤氏は病気療養中で、店には出ていらっしゃらず、
奥様は、“主人は回復したらまた店に出てきます。”と話された。

残念ながら、伊藤氏はその4か月後に亡くなられた。

先日、1年半ぶりに“やまあさ”を訪ねた。
奥様がお元気な姿で迎えてくれたのがうれしかった。

鉋台の材料(白樫)などを購入する目的だったが
奥様とは色々な話をさせていただいた。







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店内は、伊藤氏の仕事による道具類や砥石などが
数多く棚に並んでいて、使い手の現れる日をしずかに待っている...

奥様によると、店に道具類がある間は営業を続けられるとのお話で
私はいつしか、店内の写真を撮影してブログ記事に掲載するという
役割を仰せつかる事となった。







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棚に鎮座する鉋の中には、予約済の札の貼られた逸品もあり
訊ねると、いずれ神戸の竹中大工道具館行きとなるものだそうだ。

“こっちも写してちょうだい...”と、店の奥へも誘導される。







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奥には、伊藤氏が歳月を経て乾燥させた貴重な白樫や赤樫の
鉋台の材料、その台に仕込まれるであろう種々様々な鉋刃が
所せましと並んでいる。







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そして、ここは伊藤氏の聖域。

かつて、店で鉋を買った時、いつも伊藤氏がこの小さなスペースで
すぐに台の仕込みの微調整をしてくれた。
その、まるで精密機械のような無駄のない素早い動きで、道具たちを
あやつる様は、今も脳裏に焼き付いている。

古きよき時代の、絵にかいたような職人...
伊藤宗一郎氏にいだいた印象は、そういうものだった。

奥様、いつまでもお元気で。



(奥様から)
道具類を購入希望される方は、あらかじめ電話で
いつ、何が欲しいかを連絡してからご来店ください。

大工道具やまあさ
武蔵野市中町1-39-5
電話 0422-51-7333
追記: 電話はすぐに出られない場合もあります。
    長めに呼出音を鳴らしてください。








遅咲きのしだれ桜

出来事 ] 2018/04/20(Fri)


三月末 人間ドックの受診で病院へ行く

内科の診察で 運動不足による問題点の指摘を受ける
薄々わかってはいたが 何とかしないと...

昔のサイクリング好きは 数年前に運動不足解消のための
ランドナーを手に入れていたが 一向に乗りつけなかった

山あいの集落は坂だらけで どこへ行くにも上るか下るか...
ペダルをこぐ脚は重たく 気持ちもそれに比例して重たく...





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春...

満を持して サイクリングの季節となったではないか!
さっそく かなり久しぶりに一日10km目標で山あいを走り始める...

3日目 下り坂でスピードが出て段差を乗り越えた時。。。
肩のあたりに衝撃があって 右腕が少ししびれてきた

それでも4日目 名残り雪舞う中 半ば強制的に再びペダルをこぐ 
そして翌朝 右の肩甲骨から首、腕にかけての痛みに襲われる

首が回らない...





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高校生の時に骨折して以来の 整骨院へ通院することになる
初めて 低周波治療とか鍼治療とかを経験する

だいぶ痛みはひいてきたが サイクリングの再開はまだ先だ
今はそれよりもハードな 和紙撚り編みの仕事が控えている

腕がもってくれるだろうか...








 その昔は >>



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