紙素材による座編み

木のしごと ] 2006/11/08(Wed)


ロッキングチェアの座編みをしています。

ハンス・ウェグナーなどに代表される北欧の椅子では
座編み専用のペーパーコードを使用したものが数多くあります。
そのペーパーコードよりも軽くて水に強い、和紙を原料とした紙紐を
製造している会社があります。

この紙紐の素となる紙の帯二本分を、手で撚り合わせながら編んでいきます。
しかし、撚り合わせられる状態になるまでに“ひと仕事”があります。






これが、紙紐の素“スリットテープ”です。

この紙紐で“紙ぞうり”を製造しているこの会社によると
洗濯に耐える耐水の紙紐で、藁より6倍以上強く、ぞうりを履き潰した後は
庭に埋めて肥料にでき、ヘルシーでエコロジーな商品であるとの事です。

紙ぞうりの紐は、機械撚りによって作られています。




スリットテープは、しごきながら撚りやすい一定の長さに切り、水につけて絞ります。
そうする事で、紙に程良くしわが出来て撚りやすくなります。




そして、絞ったスリットテープを乾します。
これではじめて撚り編みの準備が出来るのです。

ペーパーコードのような手軽さはありませんが
 軽いこと
 しっかりと張りのある状態に編めること
 水に濡れても毛羽立ちせず丈夫なこと
 ちゃんと土に還ること
…などが利点だと思います。


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